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北海道大学の魅力を内部生が伝えます!地方大学の良さがある。

北海道大学について

皆さん、北海道大学は知っていますか。
前回の記事に引き続き、今日は北大の魅力を簡単に紹介しようと思います。
もし北大を受験する方は、これを読んでモチベーションをあげてもらえると嬉しいです。

今回は、内部生が知ってる北大の魅力的なところについてまとめてみました。。
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こちらは前回の記事です。北大を受ける人に向けて書きました。

得意科目があると有利な入試制度

北大の入試は得意科目が一科目あるとそれにあった配点の試験区分を選択できます。
詳しくは以前の記事でも書いたのですが、わかりやすいように例を挙げて説明すると
数学が得意だったら数学重点という試験区分を選ぶことで
数学200点、理科1科目目50点、理科2科目目50点、外国語150点
の配点で受験することができます。
得意科目の配点が+50点される感覚です
また、特に得意科目がないって場合は、総合科学という試験区分を選ぶことで、
数学150点、理科1科目目75点、理科2科目目75点、外国語150点
の配点になります。
一方、得意科目が失敗したときのリスクが少し大きいのと、試験区分によって合格倍率が異なるので、それに関しては悩みどころだと思いますが、自分の実力と照らし合わせて上手く活用すれば有利になるはずです。
ちなみに、僕の場合は、数学が得意で英語と化学が苦手だったので数学重点で受験したのですが、結果からするとこの数学で点を取れたことが合格に繋がったんだと思います

総合理系・総合文系は学部を1年間悩める

総合入試の試験区分で合格した受験生は、1年次の間だけ総合理系もしくは総合文系という枠組みで扱われます。
この1年間に受講した講義の成績で2年進級時に学部を選択する制度となっているので、1年間は学部を悩むことができるのです。
「たかが1年」と考える人もいるかもしれませんが、大学の1年は高校生や中学生と異なって、専門分野の講義やその分野の先生、または学部の先輩と関われる機会があるので、実際に講義を受けたり話を聞いたりして、自分のやりたいことをより知ることができます
自分のやりたい分野が見つからない人や自分のやりたい分野で悩んでいる人には受験期に焦って決める必要がないというメリットはかなり大きいと思います。
ただ、デメリットもあります。
人気学部になると学部の定員を超えるため、成績による制限が行われます。
つまり、成績が悪いと行きたい学部(もしくは学科)に行けないこともあります。
この行ける学部に関する決め方は少し複雑なので詳しい説明は省きますが、成績のいい人が行きたい学部に行けるようにはなっています。
人気なのは、医学部をはじめ、獣医学部、歯学部、薬学部、農学部です。
ただ、この医学部や獣医学部などは、他の国立だと難易度が飛び抜けて高いので仕方ないことです。
逆に考えれば、1年次の講義の成績だけで決まるので、人によっては一発勝負の大学受験をするよりいいという場合もあります。
ともかく、デメリットもありますが、学部で悩んでいる人にはメリットが大きいと思います。

大学が都心部にあって、家賃は安い

北大は都心部の札幌にあり、さらに札幌駅の真ん前にあります。
普通、大学は広い土地が必要となるため、都心部にあるのは珍しいです。
しかも、それでいて家賃は安いです!
札幌で一人部屋だと4万円あれば十分いいところ借りれます(駅近でも)。
なので、北大生は駅近だけど北大の東側で札幌駅の北側エリアの家を借りる人が多いです。
おかげで、気軽に友達の家に遊びに行けて宅飲みができます。
それと、一人暮らしする学生のほとんどが自転車で登校してます。
札幌という街はコンパクトシティなので、自転車さえあれば大体の場所には行けます
自転車事故と自転車盗難が多いという問題もありますが、交通の便がよく自転車があれば移動に困らないというメリットは大きいです。

経済的に生活が厳しい人にも一人暮らしがしやすい

「経済的な理由で北大だと一人暮らしになるからちょっと・・・、」という人はいるかもしれません。
でも、北大には恵迪寮という寮があり、家賃は光熱費込みだと1万円で暮らすことができます。
光熱費込みで1万円ってかなり安いです
しかも、大部屋だとみんなで料理を作ったりするそうで食費も抑えることができます。
ただ、恵迪寮というと「きたない」や「留年率が高い」など悪いイメージをよく聞きますが、全部が全部そういうわけではないです
実際に僕の恵迪寮の友達に話を聞くと「一部がアレなだけだ」といっていました。
どうやら騒がしい大部屋とかだと大変なそうですが、一人部屋もありますし、むしろ先輩から過去問をもらえるので成績を良くするには有利だそうです(ちなみに、北大では過去問を手に入れたら勝ち組です)。
あと、周りに流され過ぎると大変だとか・・・。
要するに自分次第ってことだと思います
ちなみに、北大は奨学金制度もあり、北大生の3人に1人受け取っているそうです。
なので、気になる方は奨学金なども調べてみるといいと思います。

大学内は広くて自然豊か

北大は広すぎて未だに行ってないところもあります。
特に北の方は、地図に何も書いてない場所があります(未開拓地)。
じゃあ、広いだけかというとそういうわけでもないです。
原生林や牧場(牛がいます)、池や川などもある一方、大学内の大通り付近はきれいに整備されていて、景観もすごくいいです
よく観光の方やランナー、お年寄りの団体、幼稚園児などたくさんの方が散歩しに来るほどです。
特に、秋はイチョウ並木の景色がすごく綺麗で、それを見に来る人も多くなります。
それに、冬は雪化粧された街の景色も楽しめます(寒いですが・・・。)
今、改めて思うとこんな景色のいいところを通学できるのはなかなかの贅沢かもしれません。

北大のある札幌は魅力的な街

北大の魅力は北大という大学自体の良さもありますが、もう一つの理由として、札幌という街に大学があったことです。
札幌は住みやすくて、程よく便利で、人も多すぎない、いい街です
北大生の中には、札幌が好きすぎて地元が違うのにここで就職した先輩もいます。
ただ、こうは言っておきながらも嫌なところはあります。
それはです
たしかに、雪はつらい。
それを許せるかどうかで札幌が魅力的な街だと思うかどうかの分かれ目だと思います。
でも、雪がつらい以上に札幌の良さがたくさんあるのは確かです。
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最後に

今回は前回の記事に関連して北大の魅力についてまとめてみました。
ただ、北大のいいところって他にもたくさんあるはずです。
多分、僕が当たり前と思い込んで気づいてないだけだと思います。
なので、一番は自分で確認していただくのがベストですね。


ちなみに、観光なら10月頃(年によりますが)だとイチョウ並木を見ることができるのでオススメですよ( ^^)