ビビりな学生が書く、驚いた出来事

知って驚いたことや役立つことを中心に書いていきます。

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センター試験を受けたときの話。あの緊張感はなかなか。

センター受験の話

皆さんはセンター試験を受けたことがありますか。

僕は受けたことがあるのですが、なかなか大変だった出来事として記憶に残っています。

ちなみに、今年のセンター試験は1月14日、15日にあります。

せっかくなので今回はそのセンター試験の話をします。

センター試験について

センター試験とは正確には「大学入試センター試験」といい、1月13日以降の最初の土曜日と日曜日の2日間かけて行われる試験です。

この試験は国立大学の一次試験であり、これの結果は国立大学の合否(大学により扱いが異なります)に影響します。

なので、国立大学を受ける人は全員が受ける事になるのですが、一次試験だからといって侮れないのです。

この試験の特徴として全科目が選択問題で出題され、答えはマークシートに記入します

科目数も多く、僕の場合だと、国語(現代文、古文、漢文)、数学1A、数学2B、英語、リスニング、物理、化学、地理を受ける必要がありました。

出題される問題は基礎的なものが多いのですが、その一方で平均点が高くなりミスをしないことが重要になります

それに、時間が十分にあるわけではないため、
数学が得意=数学1A、数学2Bの点数が高い
と必ずしもなるわけではないです。
センター試験対策(過去問対策)をやった量=高得点
であります。

センター試験当日について

センター会場の入口

センター試験を受けた人にはあるあるなのですが、会場入口では、学校の先生や予備校の先生、チラシを配っている人達で溢れています

僕ら(友達と一緒に行きました)も学校の先生に何を言われたか忘れましたが激励っぽいことを言われました。

チラシを配っている人は、おまけにホッカイロやお菓子が付いているのでもらいたくなるのですが、やっかいなことにそのお菓子が「キットカット」の場合があります。

キットカット⇒きっとカットされる⇒きっと落とされる・・・

今にしてみれば「なにいってんだ」と思いますが、当時は僕も友達も気にしてしまいました。

普段はそんなこと気にしないのにこういう時に限ってっていうやつです。

センター試験会場

僕の学校では全員が学校から出願したので、みんなと会場が一緒でした。

おかげで、少し緊張を紛らわすことができたのでありがたかったです(現役のメリットですね)。

ちなみに、僕は試験開始の1時間前に会場入りしたのにも関わらず、すでに半分ほど席に着いていました

「早すぎ!」と思う人もいるかもしれませんが、交通機関の遅延などのことを考えると普通だったと思います。

今年のセンター試験は雪が降るそうなので余裕を持って家を出た方がいいですね。

不安な人だと近くのホテルに泊まったりするそうですがそれもアリだと思います

ただ、しっかり寝れるのかが気になりますが・・・。

センター試験中

試験は朝(9時頃)〜夜(18時頃)まであり、1科目60分(国語、英語は80分)で行われます。

試験科目は多いですが、1科目あたりの試験時間は短く急いで解くのでなかなか疲れます。

それに、センター試験は一発勝負なので緊張もします。

実際、受ける大学(センター試験の比重が重い大学)によっては
センター試験での失敗=ほぼ不合格
なんてこともあるので1科目も落とせません。

ただ、僕の年(2013年)のセンター試験は数学1Aの問題の出題傾向が例年と大幅に異なり、数学1Aを落としてしまう人が続出しました

僕の会場ではその数学1Aの試験後にショックで泣き出してしまう人もいました

センター試験の辛いところです・・・。

センター試験終わった後

センター試験は2日間あるので、1日目が終わっても気が抜けません。

ただ、ここである誘惑が襲ってきます。

センター試験1日目の解答予想が大手予備校のネットで発表されるので答え合わせが無性にしたくなります

「あの問題あってたかな・・・。」とか「何点かな・・・。」とか気になって仕方がないです。

でも、点数がわかったところで一喜一憂するだけで結果は変わらないですし、むしろ次の日のテストに影響がでてしまうのでやらない方がいいと言われてます。

なので、僕は早く帰って夕飯を食べてとっとと寝ました。

センター試験2日目

基本的にセンター試験1日目と変わりありません。

違うのは、いい意味でも悪い意味でも終わったことを実感できることです。

それと、答え合わせをする必要もあります。

なぜなら、このセンター試験のあとに国立の出願を行わないといけないのですが、その自己採点を元に出願するからです。

ここで不安なのはマークのずれです。

マーク式は一個答えがずれていただけで、その後の答えが見事に一個ずつずれます

「そんなことってあるのか」と思うのですが、身近にいました。

自己採点と後で知った実際の点数が大きく違った(30点ほど)そうです・・・

そんな不安を抱えたまま出願をしなくてはなりません。

それが終わってやっとセンター試験から解放されます

今後のセンター試験について

センター試験について書きましたが、実は2020年1月を最後に無くなるそうです

代わりに「大学入学希望者学力評価テスト」といわれるものが行われ、出題形式や解答方法の大幅な変更により、テストの素点だけでなく「思考力・判断力・表現力」なども評価されるようになります。

そして、従来のような一発勝負ではなくなり、年に数回のテストが行われるそうです。

まだ実施されているわけではないのでどうなるかは詳しくわかりませんが、一発勝負にならなくなるのはいいことかなと思います。

最後に

今回はセンター試験前日ということもあって、センター試験を受けた時のことを思い出しながら書きました。

今にしては、この時の緊張やプレッシャーはいい経験だったのかなと思います。

二度と受けたくないですけど

なかには「たいしたことなくね」って人もいるかもしれません。

そう思える人には素直に尊敬します。

緊張に弱い僕には・・・キツかったです。


ちなみに、試験官をやった大学の先生が言ってましたが、試験官もなかなか大変だそうです(>_<)