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授業の板書を写真で撮るのはダメですか?スマホの普及で起こる問題

授業の板書を写真でとることについて

皆さん、授業の板書を写真で撮ったりすることはありませんか。

実は前に、僕の大学の授業中にこんなことがありました。

教授「じゃあ、今のところメモしてください。」
教授「あ、そういえば最近はノートに書かないで、写真を撮る奴がいるそうだな。○○先生が怒っていたけど、そんな奴がいるとは驚きだ。」
生徒「パシャ」
教授「...本当にいるのか」

こんな感じです。

先生方は板書を写真で撮るのはおかしいと言っていましたが、皆さんはどう思いますか。

今回は授業の板書を写真で撮ることに関して書いておきます。

板書を写真で撮るようになった背景

昔はこんなことが問題になったとの話を聞いたことがありません。

今になっていきなり言われ始めたことです。

じゃあ、その理由は何かというとスマホの普及とカメラ機能の性能向上だと思います。

最近のスマホのカメラはかなり高画質に撮れるので、遠くからでも黒板の字はしっかり写ります。

しかも、スマホは普及率も高いので、多くの人が手軽に高画質な画像を撮ることができる状態にあります

板書を写真で撮るメリット

・書き写す手間が省ける
・先生の話に集中できる
・休んだときにも安心

最大のメリットはやはり、書き写す手間が省けることだと思います。

それと同時に、書き写す手間が省けることで先生の話に集中して聞くことができます。

特に板書の多い先生ではそうなのですが、書き写すことが一苦労で、家に帰ってからどういう内容だったかを確認することがあります。

つまり、授業では、先生の板書を書き写すことだけが目的となってしまうのです

また、休んでしまった時には板書の写真などがあると本当にありがたいです。

ただ、写真があるからといって授業に来なくなる人もいる(出欠確認がないと)ので、別の問題が発生するかもしれません。

板書を写真で撮るデメリット

・まとめる力がつかない
・手で書くことで学ぶ機会が減る
・音がうるさい

特に問題なのはまとめる力がつかなくなることかなと思います。

おそらく、まとめる力というのはこれからも必要となる能力であり、また学生のうちに身につけておきたい能力だと思います。

なのに、板書を写真で撮るようになってしまうと、それを身につける機会が大幅に失われてしまうこととなります

また、それと同時に手で書いて学ぶという機会が減るのも問題です。

必ずしも書いたからといって覚えるかどうかは別(機械的に書いても意味がない)かもしれませんが、確かに書くことで学べることはあると思います。

それと、授業中に音が出てしまうのも問題です。

ただ、最近は撮影の音を消すアプリがあるので、解決される問題ではあるのですが、なぜか平気で音を立てて撮影する人はいます

板書を写真で撮って良いか悪いか

板書を撮影することに関してはメリットもデメリットもあります。

それら以外にも、マナーや著作権の問題もあるかと思います。

なので、良い悪いを決めるのは難しいです

でも、書いて学ぶことよりも話を聞いて考える(理解する)ことの方が大切かなと思います。

撮影もしつつ、自分の気がついたことや重要だと思ったことは少しメモしておけばいいのではと思います。

それに、最近の授業も多様化してきています。

最近の授業ではパワーポイントによって説明する先生も多く、中にはかなりのペース進んでいく先生もいます。

授業も多様化する中、生徒の板書の取り方も多様化するのは仕方ないことかもしれません

これからの授業は

少し話が変わりますが、最近はタブレットを使いながら(授業の資料のデータを入れているのだと思います)授業を受けている人もいます。

そういう人を見ると変わってきたなと感じます。

実際、最近の技術はどんどん進んでいるので、授業でもその技術を使って効率の良いものになっていくかもしれません。

もしかしたら、教科書の代わりにタブレットを使って授業を進めたり、更には3Dを使ったネット授業なども普及していくかもしれません

勝手な予想ですが、授業の仕方も変わっていくことは確かだと思います。

最後に

板書を写真で撮ることのまとめ

いろいろ意見が分かれると思いますが、授業において何が重要かと考えるかが分かれ目になると思います。

書いて学ぶことかそれとも先生の話を集中して聞けることかなど。

もちろん、全部できればいいのですが、そこまでスペックの高い人は多くないです

皆さんはどう考えますか。


ちなみに、板書をせずレジメだけで授業を進める先生もいます(^_^;)